ふれあいレター
ちょっと役立つ歯科情報
虫歯の進み方には2種類あるのはご存じでしたか。
虫歯といっても進行速度や広がり方が異なります。
①急性う蝕(う蝕とは虫歯の専門用語です)
こちらのう蝕は進行スピードがとても速いです。若年者に多く、歯の根元に向かってどんどん広がるので痛みが出やすく気づいた時にはもう神経までいってしまっていることが多くみられます。
色として薄い黄色には変色しますが見た目で判断することは難しいですが触ってみるととても柔らかいのが特徴です。
治療としてはう蝕をとって詰め物や被せ物をします。
②慢性う蝕
こちらのう蝕はゆっくりと進行します。中高年者に多く、歯の横方向にジワジワと広がるので痛みが少なく自覚症状が出にくいです。色が黒く変色するので見た目でわかりやすいのが特徴です。
治療としては初期段階ではフッ素塗布といった予防処置で改善できますが進行が進んでいる場合は急性う蝕の時と同様の処置になります。
レントゲンを撮らないと進行具合はわからないので気になったら早めにご相談ください。